アメリカ 感染 者 コロナ。 新型コロナウイルス グラフで見る世界各国の感染者数 (1月19日~6月12日)

アメリカ:黒人の新型コロナウイルス感染者・死者が多い理由

アメリカ 感染 者 コロナ

(iStock. そこにはこの国ならではのいくつもの特殊事情がある。 「アメリカ例外主義」と言ってもよい。 「アメリカ例外主義American Exceptionalism」とはもともと、古典的名著『アメリカの民主主義』 1835年刊 を執筆したフランスの政治思想家アレクシ・ド・トクヴィルが、アメリカ視察旅行をした際に最初に使ったとされる用語だ。 その後一般的には、他の国では見られないアメリカ人ならではの特異な考え方や行動様式を総称した社会学的定義として今日にまで言い伝えられてきた。 そして特に今回、コロナウイルス危機が世界に拡散する中で、アメリカが感染者、死者数いずれにおいても最悪の事態を迎えるに至った要因として、トランプ政権の初期対応の遅れのほかに、「アメリカ例外主義」との関係が指摘され、大きな話題となっている。 以下のような自らの発言がそのことを如実に物語っている。 「大丈夫だ、問題ない」 1月22日 、「わが国の感染者はたった5人だけ。 すぐにハッピー・エンディングを迎える」 1月30日 、「暖かくなればウイルスは消滅する」 2月7日 、「感染者は合わせて15人だけ。 数日中にはゼロになる」 2月26日 、「感染地域は限定されており、大多数の国民へのリスクは非常に低い」 3月11日 ……etc。 ところが、実際の被害はその後現在に至るまで、全米規模でさらに悪化し続けており、5月22日現在の米国内感染者161万人、死者9万5000人と、断トツで「世界1位」の不名誉な記録を更新し続けている。 一人大統領だけではない。 各州の多くの市民たちも、コロナウイルス感染の深刻さをまともに受け止めず、フロリダ、ノースカロライナなどのビーチにはマスク着用もしないまま、水着姿のレジャー客がいつも通りにぎやかに繰り出す光景が見られた。 他州の都会でもしばらくの間、マスクを着用せず、レストランやバーなど「3蜜」環境での人の出入りが続いた結果、事態を急速に悪化させる要因の一つとなったことが感染症学者の間でも指摘されている。 ベテラン・ジャーナリスト、デイモン・リンカー氏は、国際ニュース・マガジン「The Week」最近号の中で「わが国の無責任なオプティミズムがコロナ・パンデミックを通じてまずい結果をもたらしている。 落ち込んだ経済も6月までにすぐに立ち直るとか、4月15日までには感染者数、死者数ともピークを迎えるといった見通しだったが、その後も死者は毎日平均2000人と増え続けている。 今後何カ月、何年にもわたって試されているのは、このようなアメリカ社会に深くしみ込んだ楽観主義であろう」と断じている。

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アメリカの死者、10万人を超す 新型コロナウイルス

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米国で新型コロナウイルス感染による死者数が27日、10万人を突破した。 感染者数169万人とともに世界最多。 トランプ大統領は同日、ツイッターで「私のウイルスへの対応が遅れたというのは誤りだ。 とても迅速に動いた」と述べ、政権の初動対応は適切だったと強調した。 患者数の増加傾向の鈍化に伴い、全米各州では経済再開の動きが広がるが、専門家は感染第2波への警戒を呼びかけている。 米ジョンズ・ホプキンズ大の集計(27日夜現在)によると、国内の累計患者は169万7459人、死者は10万271人。 国内最多の感染を記録したニューヨーク州など北東部の感染者数は減少傾向にある一方、南部アーカンソー州など人口密度の低い地域で急増が確認されている。 ビーチでくつろぐ人々=米カリフォルニア州サンフランシスコで26日、AP 全米50州では段階的な制限緩和措置が始まり、27日には首都ワシントン特別区が外出禁止令を29日に解除すると発表した。 10人以上の集会などは依然禁じられるが、飲食店の屋外営業などは許可される。 23~25日のメモリアルデー(戦没者記念日)の週末には、多くの国民がソーシャルディスタンス(社会的距離)を守らず、ビーチなど行楽地に繰り出す事例が報告された。 国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は27日、CNNテレビに出演し「マスクをせず大勢で集まるような行為は制御不能な事態を招く。 経済再開に向けた緩和は徐々に進めなければならない」と警告した。 【ワシントン高本耕太】.

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ブラジル感染者が80万人を突破: 新型コロナの国別感染者数(随時更新)

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COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のパンデミック(世界的な大流行)が続くなか、アメリカでは感染者の数が3万人を突破。 中国を除けば、イタリアに次いで2番目に多い数に達している。 本誌の計算では、アメリカの感染者数(または人口に対する感染者の割合)は今や、当初の感染拡大の中心地だった中国を上回る。 中国の人口はアメリカの5倍近いが、COVID-19の感染者数はアメリカの3倍強にとどまっている。 この数字はどのような意味を持つのだろうか? ジョンズ・ホプキンズ大学によれば、2019年12月に中国・湖北省の武漢市で初めて新型コロナウイルスの感染者が確認されて以降、世界全体ではこれまでに35万1731人の感染者が確認されている。 このうち人口14億人の中国では、3カ月間で8万1000人の感染が報告されており、3200人以上が死亡している。 それに比べて人口3億2900万人のアメリカでは、1月21日にワシントン州で初の感染者が確認されてから2カ月で、感染者の数は3万5241人に増加。 死亡した人の数は400人を超えている。 こうしたデータを早まって深読みすべきではないと専門家は指摘する。 国によって、検査率も感染拡大の進行度合いも異なるからだ。 サセックス大学グローバルヘルス政策センター所長のステファン・エルベ教授は、本誌にこう語った。 「異なる国同士の医療データを比較する上では注意が必要だ。 国によって新型コロナウイルスの検査をいつ、誰が、どのように行うかは大きく違う」 <検査能力の拡充が追いつかない> ともあれ、真っ先にCOVID-19が流行した中国では3月半ばに感染拡大のピークを迎え、18日には初めて、国内で発生した新たな感染例がゼロになったと発表された。 成功の要因は何か。 「幅広い、積極的かつ強制的なソーシャル・ディスタンシング(社会的距離の確保、武漢の場合は都市封鎖)を行ったことが、中国の感染拡大の抑制に大きく貢献した」と、オックスフォード大学サイード・ビジネススクールのピーター・ドロバック博士(感染症と公衆衛生が専門)は言う。 「それだけではない。 大規模な検査の実施、感染経路の追跡、感染者の隔離に加えて、医療制度をかつてないほどに強化したことも、きわめて重要な意味を持った」 「こうした介入を行うのには社会的にも経済的にもかなりのコストがかかる。 だが今の中国や韓国を選ぶか、それとも今のイタリアを選ぶかと問われたら、大半の人は前者を選ぶだろう」とドロバックは言う。 対照的に、こうした措置を取っていないアメリカでは「急激に感染者数が増えている」と彼は言う。

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