英雄 ポロネーズ。 ショパンの「英雄」ポロネーズを聞いた感想を教えてください。レポートにまとめ...

ショパンの「ポロネーズ」主要7曲を解説!【意味/曲/難易度】

英雄 ポロネーズ

この記事の目次• ショパンのポロネーズの有名曲の難易度はどうなっているの? ショパンといえばピアノ曲がとても多いポーランドの作曲家として有名ですが、たくさんの曲の中でもポロネーズという大曲は18曲あります。 なかでも有名なのが、「英雄ポロネーズ」です。 ピアノ経験者なら一度は耳にしたことのある曲名ですが、そもそもどのくらい難しい曲なのでしょうか。 ポロネーズの中の有名曲としては「英雄ポロネーズ」「幻想ポロネーズ」「軍隊ポロネーズ」がよくあげられますが、この有名な3曲の難易度を簡単に検証してみましょう。 第3番「軍隊ポロネーズ」 難易度 中級• 第6番「英雄ポロネーズ」 難易度 上級• 第7番「幻想ポロネーズ」 難易度 上級 諸説ありますが、上記のような判定をされている方が多いようです。 一概にはいえませんが、基本的に「ポロネーズ」という大曲を全体的に見てみると、スケールの大きな曲がとても多いのです。 難易度上級のショパンの「英雄ポロネーズ」の特徴とは? この曲はショパンが生涯描き下ろしたピアノ曲の中でかなり有名な曲として知られており「英雄ポロネーズ」と名付けられていますが、別の名は「ポロネーズ第6番」とも言われています。 CDショップなどで、ショパン名曲集などといったCDを目にすることもあると思いますが、CDの裏面を見てみて下さい。 幻想即興曲や革命のエチュード、子犬のワルツとともに必ずといっていいほど英雄ポロネーズが収録されています。 それだけ今日まで愛されて聞かれてきた曲なんだということがわかりますよね。 さて、英雄ポロネーズの特徴としまして「英雄」という名にふさわしい位堂々とした変イ長調から第1主題は始まります。 特に曲全体の中間部分にくる左手の連続オクターブは、難易度もとても高く特に強く強調してるわけではありませんが、この曲の最大の難所といっても過言ではありません。 ショパンのポロネーズの中では難易度低めな「第1番嬰ハ短調op. 26-1」は練習次第では弾けるようになる? ショパンのポロネーズの中で難易度が低めとされているのが「第1番嬰ハ短調」ですが、勿論、昨日今日ピアノを初めた方が弾けるほど簡単というわけではなく、何度もゆっくり引き続けるという練習は欠かせません。 では、どんな曲なのか少しでもアドバイスになれるよう説明しますね。 初めの部分から悲壮感が大きく出ていて、何とも言えない重厚感が出ているのがこの曲の特徴でもあります。 短調(悲しい曲調が多い、楽典的に説明すると短音階のこと)の曲が好きな人にはとても魅力的な曲ですが、感情をピアノにのせて弾けるようになるまでには時間もかかることでしょう。 さらに最後のコーダに向けて徐々に盛り上がっていく・・・という弾いていて感情が入りやすい部分があります。 かといって、最後のとても壮大に盛り上がったまま終わるかといったらそういうわけでもなく落ち着いた状態で「あら?もう終わり?」といった感覚で終わるような気もします。 ショパンの軍隊ポロネーズの弾き方のコツは? 壮大な曲・・・といえば「軍隊ポロネーズ」も有名ですよね。 こちらの曲はまさに、昔のヨーロッパの兵隊たちが行進しているという姿が浮かぶほど大きな和音が特徴的です。 最初の部分から両手の和音の数が多くとても印象的です。 和音を弾くポイントとしては、すべての音を強調してだしすぎると聞いてる側の人がうるさすぎて雑音とも取れるほどの不快感を覚えることもありますので、基本的には左右それぞれの真ん中の部分の指は添える程度といった感じで小指、親指の音をなるべく強調したほうがきれいに聞こえる兆候があります。 かといってもどうすれば良いのか難しいですよね。 やはり、練習が1番です。 同じパッセージの繰り返しが多い曲なので、弾いてる側も聞いてる側も飽きさせないよう楽譜が進んでいくにつれ音の大きさだったり弾き方を変化させる必要があるかもしれません。 指に感覚を覚えさせるために片手ずつゆっくり弾くところから初めましょう。 ショパンの「英雄ポロネーズ」を弾くためにはスタミナが必要? ショパンの「英雄ポロネーズ」は、全体的に壮大なスケールの曲なので体力もとても重要です。 ピアノは「スポーツ」と同じといっている人もいるくらい体力を消耗するのです。 ピアノを弾いてて汗が流れてくるという経験をしたことはありませんか。 まさに「英雄ポロネーズ」は代表的なくらい集中しすぎると汗もかきますし、体力を消耗します。 そして、最大の難所である中間部の左手の繰り返しのパッセージは手首を痛めてしまうという特徴もあります。 左手を時計回りのように円を描くように弾くといった方法もポイントかもしれません。 そうすることで手首の負担をおさえ楽に弾くことも可能となるでしょう。 勿論弾き方にはそれぞれの方法が取り入れられているので、絶対円を描くように弾くことが正しい弾き方とは言い切れませんが、一度練習して見て下さい。 どう弾けば手首に負担が一番少ないかわかってくると思います。 基本的にはとても長い曲なので、「脱力しながら弾く」という技術がそこで必要になってくるのです。 DVDやCDなどを何度も繰り返し見たり聴いたりしながら弾き方・曲調を学び自分らしい「英雄ポロネーズ」を完成させてみて下さい。

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ショパンの英雄ポロネーズは難しい?1か月半の練習で弾いてみた

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ショパンは、音楽史上でもめずらしいほどの愛国者だったと言われています。 20歳のとき祖国ポーランドを離れ、欧州諸国の演奏活動の旅に出ますが、ワルシャワを出てひと月もたたないうちに、ポーランドに革命が起こります。 ロシアからも侵略を受けた時、彼は祖国に戻って戦うべきかどうか深刻に悩みました。 友人と真剣に話し合った結果、彼の友人は「銃をとって戦うよりも、祖国のために芸術で戦うべきだ。 ポーランドの音楽の美しさを世界に知らしめることこそ、君の使命なのだ」と励まし、音楽に専念することを勧めたというエピソードが残っています。 しかし、彼の心は片時も祖国を忘れることはありませんでした。 有名な練習曲「革命」も祖国の同胞を思いつつ作曲されたという話も残っています。 欧州ではワルツがもてはやされていた時代でしたが、ショパンは祖国の伝統的な舞曲「ポロネーズ」と「マズルカ」を愛し、多くの曲を作曲しました。 ショパンが作曲した16曲のポロネーズは、自分で名前を付けた曲はひとつもありません。 後の人によって、勇壮な感じのスケールの大きいこの曲に「英雄」という名前が付けられ、「英雄ポロネーズ」と呼ばれるようになったのです。 ポロネーズには他に「軍隊」と「幻想」という名前の付いたポロネーズもありますが、この「英雄ポロネーズ」が最も知られるとともに、高度の演奏技術を要する曲としても有名になったのです。 この曲はショパン作曲で、ショパンの母国ポーランドの 舞曲が元です。 必ず3拍子で、タンタララッタッタッタッ、もしくはタタータタタ、 と言うリズムが特徴、一聴6拍子のように聴こえます。 そうでない場合は1拍目付点が多いです。 また弱拍で終わるのも特徴の一つです。 英雄ポロネーズにはコーダがあるので、最後はかっこよく終わりますが、 途中の主部の最後は弱拍で終わります。 ポロネーズについては以上ですが、英雄という副題はある意味ぴったりで ショパンのポロネーズ中最も英雄的です。 華麗な外面的な曲にはアンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ もありますが、英雄ポロネーズの方が主部もトリオも男性的、英雄的です。 ちなみに手が小さいのに努力で克服した私の得意曲です。 暗譜しています。

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ポロネーズ第6番 (ショパン)

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ピアノ曲のジャンルとしてのポロネーズには、長い伝統がある。 起源はポーランドの大衆的な舞踊で、歌を伴い、結婚式など格式のある祝祭で行なわれた。 これが徐々に騎士や下級貴族のものとなって洗練され、やがて王侯の宮廷に取り入れられると、歌が無くなって器楽伴奏のみの行列舞踊となる。 行列舞踊とは、整然と列を成して比較的ゆっくりと歩くようなタイプのもので、参会者の顔合わせや挨拶、あるいは衣装の見せあいなどの機能を果たす。 宮廷舞踊となったポロネーズは、ポーランドの代表的な舞踊として国際的に認められたのみならず、ポーランドの民族精神を表現するもっとも象徴的な音楽となった。 しかし、「ポロネーズ」という名称は、フランス語で「ポーランド風の」という意味であり、18世紀以前にはポーランド国内の史料には現われない。 器楽、とくに鍵盤曲のジャンルとしての「ポロネーズ」は、ポーランドではなくドイツやフランスで発展した。 それらは確かに、宮廷ポロネーズの器楽伴奏に端を発したのではあるが、 が《 》に取り入れた頃にはもはや舞踊の伴奏としての機能は失われていた。 ポロネーズは、元の舞踊が持っていたリズムや楽式を受け継いで、ポーランド趣味、一種の異国情緒を感じさせる形式へと姿を整えていった。 こうしたものは、またポーランドへと逆輸入された。 19世紀初頭にショパンが継承したポロネーズとはこのように、郷土の伝統というよりは国際的に久しく通暁していた形式あるいはジャンルのひとつだった。 しかし、1830年以降のパリにおいてショパンがポロネーズを書く、ということには、また別の意味があった。 このときポーランドは地図上から消えた国家であり、パリには亡命したポーランドの文化人たちが終結していたからである。 聴衆はショパンの音楽の本質に「ポーランドらしさ」を求めたし、ショパンもまた、憂国の士としてこれに応えようとした。 パリ・デビューより後に書かれたポロネーズとそれ以前のものとが大きく異なっているのは、そのためである。 パリ到着以前のショパンのポロネーズは、超絶的な技巧をひたすらに誇示するものか、オペラなどで有名な旋律をポロネーズのリズムでパラフレーズしたものばかりである。 しかし、これらは作曲家自身によって価値なしと見なされたのか、生前に出版されなかった。 これに対して1835年以降の7つのポロネーズは、旋律と和声の点できわめて独創的であり、ショパン独自の様式が余すところ無く発揮されている。 通称を「英雄ポロネーズ」とよばれる本作は、この作曲家の明るく健康的な面のみを凝集した壮麗な主題を持ち、ピアノ曲としてほぼ最高レベルの演奏技術を要求する点で、ショパンの最高傑作のひとつに数えられる。 しかし、この作品はけっして難解な音楽ではない。 旋律は明解で、形式はきわめて簡明である。 全体は、前奏も含めてほぼ完全に、16小節を1セクションとする。 楽曲は前奏で始まるが、そこから16小節を4セクションをおき、この4つがさらに起承転結の機能を担う。 再現部分(第155小節以降)では、冒頭部分の2番目のセクションが回帰し、8小節のコーダに入る。 最後の3小節は、コーダの「結」の部分の反復である。 ) この理路整然とした構造が少しずつ変形されるのが、中間部(第81-154小節)である。 第81-84小節は、続く16小節に対する前奏であり、「起」の拡大として働く。 第100小節の2番目の音から第101小節第1拍までの6つの音は、「結」の拡大と、次の「起」の拡大に対するさらなる準備の2つの機能を備えている。 次のセクションでこれに相当するのは第120小節だが、こちらでは「結」よりも「起」の機能の方が強い。 そして、3つめのセクションは、「転」と「結」が大幅に拡大する。 第129-132小節の楽節は3回繰り返される。 4回目では低音でも高音でも c すなわち f-moll の属音が執拗に鳴り続ける。 この第129小節以降は、もはや4小節単位の明解な起承転結を放棄し、右手の半音階進行の効果も利用して、音楽がどこへ向かうのかを曖昧にしたまま進んでいく。 f-moll の属音が遠くから聞こえてくるが、解決されないまま、半音階のユニゾンへ突入する。 この小昏いトンネルを抜けた先には、唐突に、明るい冒頭の主題が待ち受けており、再び秩序正しい世界が戻ってくる。 更に上位の構造を考えるなら、第81小節以降の最初の40小節が「起」および「承」、第129-154小節が「転」、第155小節以降を「結」と見なすことも可能だろう。 このように《英雄ポロネーズ》は、いくつものレベルで起承転結の構造をもっており、それ故にドラマ性と推進力に満ちている。 今日ではこの作品こそポロネーズの典型と感じられるまでになった。 真の傑作であるだけでなく、これ以前と以後のポロネーズを考察する際にひとつの規範を示す作品である。 このポロネーズに挑戦される方はある程度技術がしっかり備わっている方だと思います。 このポロネーズの失敗例としては、「雑な演奏」になってしまうことです。 多くの音が重なる中で、1つ1つの音を大切に扱い、全ての音がはっきり聞こえるように、丁寧に練習することがポイントになります。 ところで、このポロネーズの典型的な誤った演奏法を冒頭からお知らせします。 1-16小節間になります。 この1-16小節間の拍を:1小節目から順番に、3拍子、4拍子、5拍子と取って5小節目に達する奏者が多く見られます。 以下同様ですが、これは2小節目も3小節目も4小節目も3拍子です。 譜読みの時点ではそう読んでいても、慣れてくると拍の認識がなくなり、ルバートをかけて勝手に自分の拍子を作ってしまう奏者がいます。 例えば3小節目の1拍目は和音の解決の部分で弱く弾きますので、1拍目という認識が難しいですね。 4小節目の1拍目も3小節目の16分音符の続きですから1拍目の認識というのが薄くなりますね。 結果、3小節目の2拍目から4小節目の3拍目まで5つの16分音符のグループを1まとめで考えてしまい、結果テンポルバートがさらに派手になり、拍は完全に失われます。 いかなる時でも、拍の認識は必要です。 覚えておいてください。 27小節目のトリルははっきり3つの音が聴き取れるように弾いてください。 33小節目、2拍目のトリルの話になります。 まず、Esは2つありますので、2つはっきり聴かせてください。 次に、テンポが速く、時間が無い場合は Es Es F Es D Es As と弾いても良いと思いますし、余裕があれば、もっと音を足しても良いと思います。 いずれのケースにしろ、ここをごまかさない事。 何が何だかわからなくなるような演奏にならないように気をつけます。 37小節目、 38小節目、も同様です。 49小節目、付点は書いていませんが、付点のリズムの話です。 これらのリズムが重たくなってしまう奏者がいます。 問題は32分音符の処理の仕方にあります。 例えば49小節目、1拍目から2拍目 へ向かうとき、この32分のCに力が入ってしまうと、極端にスピードは遅くなります。 コツとしては、この32分のCを次の8分音符にくっついている装飾音と考えます。 装飾音と考えたとき、手のモーションは2回力を入れるモーションではなく、1回で2つの音を弾いてしまうモーションにな ります。 力は2拍目の8分に入り、それを弾こうとしたときたまたま32分に触れてしまった位に、全く力を入れず、一気に2つの音を弾きます。 以下同様です。 さて、Bセクションのお話です。 ショパンは常に軍隊が自分のもとにやってくるのではという恐怖 にさらされた人生を送っていました。 その恐怖の表現が81小節目から始まるBセクションになります。 このセクションで問題となるのは左手のオクターブの連打にあります。 要するに疲れるのです。 疲れてくると音が抜けたりと大変な思いをしなければなりません。 解決法としてはハノンがあります。 このセクションを何度弾いても疲れる人は、筋肉が不足しています。 ハノンを1-60番まで通してみてください。 そのあともう一度このセクションを弾いてみてください。 違いが歴然とすると思います。 とにかくこのポロネーズは「丁寧に練習」し、「大胆に演奏」することがヒントです。

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